ビットコイン創造者が誰かは大事か

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世界で最初の暗号通貨であり、現在でも最もメジャーなビットコイン。

その創造者『ナカモトサトシ』は一体誰なのか、個人なのかまたは組織なのか。

ビットコイン誕生以来、時に疑いをかけられメディアのスポットライトを浴びた人物は複数存在したが先日ついに自分が『ナカモトサトシ』だと名乗り出た人物がいる。

豪州ブリズベン出身で45歳の企業家、Dr. Craig Steven Wrightだ。

2015年12月にWiredGizmodoによる調査でWright氏がビットコインの創造者である証拠を掴んだというスクープがビットコインコミュニティを賑わせたが、当時は自身がカミングアウトすることはなかった。

氏はなぜ今になって名乗りを上げたのか。

理由は氏の家族、友人そして自ら経営する会社の社員などの周りの人たちがビットコインの件でマスコミから追われたため迷惑をかけてしまい、その状況を終息させたいということのようだ。

BBCニュースでも取り上げられ日本でもゴールデンウィークの中、新聞等に取り上げられ話題となった。

いまロンドンに滞在する氏のところに、ビットコインの開発主導者であるギャビン・アンドリーセン氏たちが訪れ、彼が本当に『ナカモトサトシ』なのかを技術面、社交面等の観点から検証するという作業が行われた。

後に検証方法が不十分であることやアンドリーセン氏のブログがハッキングされた疑いがあるなどとコミュニティ内で物議を醸した。

そこでWright氏はビットコイン黎明期のブロックにあるコインを移動させるという確たる証拠を示すことで、自身が『ナカモトサトシ』であることを証明することをブログで発表した。

その矢先、一転それはやはり出来ないと自身のブログで発言した。

理由を「その勇気がない」からだと述べている。

(Craig Wright氏のブログページ)

http://www.drcraigwright.net

理解に苦しむ答弁ではあるが彼の心の奥まで覗き見ることは出来ない。


…ビットコイン投資家で有名なロジャー・ヴィアー氏がFacebookへの投稿で彼の暗号通貨への造詣の深さを指摘している。

以下からWright氏のインタビュー動画が閲覧出来る。

(2014年7月10日豪州のTHE BITCOIN DOCOにて。Vimeo Craig Wright Interview)

https://vimeo.com/149035662

確かに氏の知識の豊富さ、そしてかなり早期からビットコインに関わっていた事は伺い知ることが出来る。

しかし、氏がビットコインの創造者だと断言する確たる証拠はやはり存在しない。


…一説によれば『ナカモトサトシ』はおよそ100万BTCを保有しているという。

現在の価格で約480億円に相当する。

これが創造者の気まぐれで一気に売りに出されたら?と心配する声もある。

しかし今のところ世界の取引所で扱われているビットコインの価格は安定しているようだ。

結局のところ、ビットコインを良く知りそのコンセプトに共感し支持して来た人たちの答えは次のようになるのではないだろうか?

「Craig Wright氏がナカモトサトシかどうか私には分からない。私は気にしないし、知りたいとも思わない」(ビットコイン伝道師 Andreas Antonopoulos氏の発言)

https://news.bitcoin.com/antonopoulos-satoshi-doesnt-care/

 

ナカモトサトシが誰であろうとなかろうと、ビットコインが世界にもたらす技術的革新性は全く変わらない。

そしてビットコインはすでに私たちの手の中にあるのだ。

これをどう活かしていくか、それはもう私たちに委ねられている。

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